【ミノーを作ってみよう 03】試作品作り1

2021/04/25

設計図を作らずに、削り始めたので、ここで試作品を作る事にします。

まず、左の写真の左側の方、んー、ワイヤー位置とシンカー位置を下書きしてあるんですが、見えませんね?(^^;

ワイヤーは、スピナベでも使っているプライヤー類で曲げます。


下書きに沿って、こんな風に、ワイヤーを曲げます。

ワイヤーは、0.9mmのステンレスワイヤーを使いました。

間違っても、スピナベで使う「ステンレスバネ線」を使っては、駄目です。
固すぎです。

ただ、0.6mmぐらいと細いものなら良いのかも?
やった事は、無いですが・・・


彫刻刀を使って、ワイヤーを埋める為の溝を彫ります。

そうそう、書くの忘れていましたが、今回は、ワイヤーの端の部分は、何も処理していません。

よく書籍等で、細いワイヤーでぐるぐる巻きにしたり、ハンダで固定したりしますが、バスで、それ程の大物を釣った事無いので、今までこのパターンでバラした(ルアーが壊れた)事は、無いです。

そんな事言ってると、泣きを見る気もしますが、気になる方は、丈夫に作ってください。


後、シンカーを入れる穴も掘って、こんな風にセットします。

今回は、まったく重さが分からない状態なので、とりあえず、6mmの鉛ダマを、2つ写真のようにセットしました。

そして、接着剤で、左右のバルサを接着します。

乾かす時に、そのまま放置すると、剥がれてくる場合もありますし、かと言って、ずっと手で押さえておくのも時間の無駄です。

写真のように、パンツのゴムみたいな、太目のゴムをいつも、使っています。

輪ゴムだと、線が細いので、バルサに食い込んでよろしくありません。


【ミノーを作ってみよう 02】バルサを削ってみる

2021/04/24

実際の作業は、本日の記事分まで、同じ日に行ったのですが、昨日、記事を書いている時点で、力尽きました。(^^;

左の写真、上側が、下書き線に沿って、削ったところで、下側が、荒削りです。

バルサなので、粗いペーパーなら、結構削れます。

#120ぐらいから#400ぐらいまでのペーパーを使って、形を整えます。

番号順に削ってませんので、写真の番号が、順番どおりではありませんが、特に意味はありません。

同じテンプレートを使ったとは、思えないぐらい、形がバラバラですが(^^;、一応、削りは完成です。

本日は、短めですが、ここまで・・


【ミノーを作ってみよう 01】急に、ミノーが作ってみたくなる

2021/04/22

2007年ぐらいの頃、「爆釣!ハンドメイドルアー」というブログサイトの運営をしていました。

そのサイトのシステムが、古くなってしまいサイト自体が、動かなくなってしまいました。

昔の写真なので、解像度が荒いですが、 ルアー制作の手順としては、消すには惜しいかなと思い、こちらのブログに復活させることにしました。

手順の説明文は、ほぼ当時のままな為、前後関係や時代的な事もあり、意味不明部もあるかもしれませんが、気にせず(といっても気になりますよね)、閲覧ください。

ミノーがいけそうな時期到来な為、 急遽作る事にしました。


慌てて昔作ったテンプレートを探し出し、 買い置きのバルサに下書きです。

設計図のような物は、いっさいありません。
したがって、この時点では、どれほどの 重さにしようとかそんな事は、まったく考えてません。

そもそも、このテンプレートで完成した ルアーってあるのか?
見覚えがありません。(^^;

カットすると分からなくなるので、こんな風に番号を振っています。

よくルアー作りの本に書いてあるように、 同じ列上でペアーを組むように下書きしていますが、このようにしても 左右で重さがかなり違う時があります。

今回は、左右の重さを量らず、捨てたりもしてないですが、最終的にバランスが悪いものが出来る可能性もあるので、ここで検品と言うのかあまりにおかしい物は、省いた方が良いかもしれません。

今回は、4つのセットを切り出しましたが、 以前に作ってあった2つを混ぜて、最終的に6つのセットが出来ました。

この四角い状態で、ワイヤーやシンカーを仕込んで後から造形する手法もありますが、今回は、先に、造形します。

先に造形するって事は、後で、2つに割らないといけないので、写真のように両面テープで、一旦、仮固定です。
ただ、ちょっと両面テープが長すぎたかも?

1cmぐらいのを2箇所で固定ぐらいでも良いと思います。後が大変になりますので・・

この黒く塗ってあるのは、造形中に、 センターが分かるようにです。
全面でなく端の方だけでもOKです。

先に、ワイヤー等を仕込んでから削るってのは、ほとんど私はやらないのですが、どちらの方法も利点・欠点があるかなと思います。

先に、ワイヤー等仕込む方法は、シンカーやワイヤーの位置が削る前に、決定しているので、設計図をキチンと作っておかないと、削っている
途中で予想外に、仕込んだワイヤーやシンカーが出てきてしまいます。

その代わり、造形後は、余分な力が加わらないので、形が変形し難いと思います。

逆に、今回のように、造形を先にするパターンでは、形を作った後に、シンカーやワイヤーを入れる作業をするので、作業中にバルサが削れてしまったり、余分な力が加わって、形が変形したりします。

ただ、造形はし易いし、後でシンカー等を仕込むので、融通が利きます。